【瀬尾恵子氏のプロフィール】ゴールドマンサックスがついに正式に断罪!
7日に問合せた際に、「(担当)部署にお伝えさせていただきます」と言っていましたが、その後きちんと調査していただいたようです。さすが世界的企業です。
瀬尾恵子(セノオケイコ)という氏名の人物が関係するICO(イニシャル・コイン・オファリング)を本年5月24日付で開始する旨の投稿がなされていますが、この人物はゴールドマン・サックス証券株式会社を含むゴールドマン・サックス・グループの会社に在籍した事実はなく、言及されるICOを含むこの人物の活動は、ゴールドマン・サックス・グループとは全く関係ございません。
一企業がはっきりと、瀬尾恵子氏という個人の名前を出し、【ゴールドマンサックスとは関係ない】と明言しているのが事の重大さを物語っています。
【160倍仮想通貨ICOの真実】瀬尾恵子氏についてSMBC日興證券に聞いた
「昨日の情報提供、誠にありがとうございました。当社にて、該当のホームページを確認いたしました。引き続き、対応を検討してまいります」
【瀬尾恵子氏の経歴】ゴールドマンサックスと三菱UFJ信託銀行に問合せるとドライな回答
一番気になったのが、瀬尾氏の経歴であり、動画内でもサイトでも【ゴールドマン・サックス証券】出身であることを強みとして語っていたのは明らかですが、ゴールドマンサックスに問合せた結果は、「社内の担当部署に報告し、これから調査する」とのことでした。→※5月10日、ゴールドマンサックスが正式にコメントを発表しました!その内容はこちら↓
M:三菱UFJ信託銀行サービスセンター◯◯でございます。J:御社の元社員を名乗る方が、仮想通貨のICOで儲かる情報としてメール等を流れてします。サイトで御社の名前を出しているのですが、問題ないのでしょうか?M:不審なメールということで取り扱わないないようにお願いします。J:わかりました。M:貴重なご意見ありがとうございました。
私の聞き方も良くなかったのかもれませんが、驚くほどドライな対応でした。他にもこうした電話はたくさん受けているでしょうから、一つ一つ時間をかけていてはキリがありませんし、マニュアル通りの対応なのでしょう。
まとめ
160倍仮想通貨ICOを謳う瀬尾恵子氏についてゴールドマンサックスに問合わせた結果
ゴールデンウィーク中、ネット起業家がこぞって取り上げ始めた仮想通貨のICO案件があります。
内容は、元・ゴールドマンサックスで数々の実績を積み上げたという(※本人談)、瀬尾恵子(せのお けいこ)氏が一流の情報網を活かして手に入れた、“一般には入ってこない案件”ということです。
1.瀬尾恵子氏とは
宣伝ページや動画での話によると、瀬尾恵子氏は
- 父親が独立し、日本橋の兜町という証券取引所が家の目の前にある環境で幼少期を過ごす
- 幼稚園の時から自由帳にチャートを書く
- 父親のお客様の中には時価総額10兆円を超える巨大企業の創業者など『世界を代表される経営者の方』がが多数おり、自宅に遊びに来ていた
- 父親も何度も日本長者番付に載り、当時から数百億円の資産を保有している
とのこと。
そうした影響もあり、瀬尾氏本人は、
という華々しい経歴をお持ちだそうです。
↓三菱UFJ信託銀行にも問合せました。
2.瀬尾恵子氏がオススメするICO案件とは
- 彼女が築き上げたウォール街の人脈から手に入れた、一般の人には100%検索不可能な案件
- 160倍になることが確定(と本人は見込んでいる)
- 5月24日(木)販売スタート
ということです。
5月7日現在、その案件の技術的な説明やホワイトペーパー、ビジョンなどが全くないため、瀬尾恵子氏について調べてみたのですが、現時点で全くインターネット上に出ていません。
一つ、本人と思しき急造したFacebookアカウントを見つけましたが、確定でないため掲載は控えます。
ブロガーによる詮索記事はいくつかヒットしましたが、どれも憶測の域を出ず。案件について否定的な考えが多いですが、結局自分がオススメの案件や商材を宣伝したいというものがほとんどで、参考になるものはありませんでした。
ですので、筆者がゴールドマンサックスに直接問合わせました。
3.ゴールドマンサックスに問合せの一部始終
ゴールドマンサックスのサイトに行くと、注意喚起のページがありました。やはり、こういった大手の名前を語る仮想通貨案件は多いようです。
事は重大だと認識したため、問合せました。電話でのやりとりの一部始終を掲載します。
G:ゴールドマンサックス
J:ジョッシー(筆者)
G:ゴールドマンサックスでございます。
J:今、インターネット上で御社の元関係者を語って、仮想通貨のICO案件を大々的に広告している人がいるのですが、そういったことは問題ないのでしょうか?
G:仮想通貨のどう行った内容でしょうか?
J:いわゆるICOです。未公開の仮想通貨。今年中に上場が決まっているので、本人曰く、160倍にはなるだろうと…
G:元関係者ということですが、お名前はわかりますでしょうか?
J:女性で、瀬尾恵子さんです。
G:瀬尾恵子でございますね。このまましばらくお待ちいただけますか?
(30秒)
G:大変お待たせ致しました。そのような内容を承りまして、そういった部署にお伝えさせていただきますので。仮想通貨のICOで未公開のもの、瀬尾恵子ということですね。
J:はい。今から調査ということでしょうか?
G:そうですね。
J:現時点ではどういった意図があるのかということはわからないということですか?
G:そうですね。その部署の者に伝えますので。
J:はい、わかりました。よろしくお願いいたします。
G:ご連絡ありがとうございます。失礼致します。
4.ゴールドマンサックスに問合せてわかった事
問合せ時点では、黒とも白とも言えないことがわかり、私としては残念でした。先方は至って冷静で、感情を込めた口調ではなく、淡々としていた印象です。
この後、しっかり調査していただけると信じています。
※5月10日、ゴールドマンサックスが正式にコメントを発表しました!内容はこちらです↓
私は特定の案件について、肯定したり、否定するつもりはありません。(詐欺が確定であり、多くの被害者が出ることがわかっている場合は除く)
結局、仕事も資産運用も投資も、自ら学び、自分の責任のもと実践しないと何も身につかないことを身にしみてわかっているからです。
このブログは、自分の痛みを含む経験を、同じ30代から資産運用に取り組む人にシェアできればと運営することにしました。
私の経験が、あなたのお役に立てたなら幸いです。